2009/03/04

新日石、CO2排出ゼロのモデル住宅 10年度の��目指す

 新日本石油は3日、太陽光発電システムや燃料電池などの新エネルギーを活用し、二酸化炭素(CO2)排出量を実質的にゼロにするモデル住宅を完成した。1年間かけてCO2排出量や光熱費などのデータを収集し、2010年度に総合エネルギーシステムとしての発売を目指す。


 横浜市の住宅街に「創エネハウス」を建設した。2階建てで延べ床面積は160平方メートル、投資額は約2億円。太陽光発電や太陽熱空調・温水システム、燃料電池、灯油や液化石油ガスを高効率で使う給湯器などの新エネ設備を完備。機器の運転を集中管理するシステムも導入した。